迎え入れる猫を選ぶ
さぁ今回は実際に猫を迎え入れようとお考えの方に参考にしてもらえるよう、猫の選び方についてお話していきたいと思います。
子猫か成猫か
子猫
・成長を見守る楽しみがあります
・幼いときは体調が安定せず、きめ細やかな健康管理が必要です
・幼いときは数時間おきに糞尿の世話や給餌が必要です。
成猫
・性格や外見に大きな変化が起きにくいです。
・子猫に比べ体調は安定しています。
・猫も身体的にも精神的にも落ち着いておりある程度穏やかな生活を送れます。
オスかメスか
オス(Male)
・顔や体格はメスよりも大きいです。たくさん猫を見ている人は顔立ちでオスメスの判別ができるようです。
・なわばり意識が強く、尿スプレーなどの問題行動が多いです。*1
・甘えん坊で人懐こい性格が多いといわれています。
メス(Female)
・オスよりも小柄です。顔つきもことなります。
・なわばり意識は弱めです。多頭飼いの場合にメスはオスとも子猫とも比較的上手に付き合っていくことができます。
・成猫になるとクールな性格になることが多いといわれています。
オスは甘えん坊でやんちゃ、メスはクールでおとなしめという傾向があります。あくまで傾向ですので個体差が大きいことを理解しておいてください。寿命はメスのほうがやや長いというデータがあります。
短毛か長毛か
短毛種(short hear)
・健康であれば基本的にシャンプーは不要で、ブラッシングのみで問題ありません。自身が行う毛繕いで体を清潔に保つことができます。
長毛種(long hear)
・こまめなブラッシングやシャンプーなどお手入れが短毛と比べて大変です。ブラッシングもこまめに行わないと毛がもつれて毛玉になってしまいます。放置しておくともつれがほどけなくなり毛を刈り取らなければならない事態にもなります。
雑種か純血種か
雑種(Mix)
・性格や気質などの特徴が把握しづらい
・入手費用は安価で済む場合が多い
純血種(Purebred)
・猫種による特徴(短頭、模様、体つき、毛の長さ等)が明確です。
・性格の傾向がある程度わかります。
・入手費用は高価になることが多いです。
外見の特徴を固定していった猫の純血種は、成長後の容姿をある程度予測てきます。一方でミックスの猫が元ノラだった場合、出生が不明なことが多く成長後の容姿・性格だけでなく健康状態も未知数です。
猫だけでなく動物を迎え入れるということは、その動物の一生に責任をもつことになります。猫の見た目の好みだけでなく、世話の手間、自分のライフスタイルにあっているか、迎えた後に最後まで面倒をみることができるかという視点をもって選びましょう。
*1:去勢することで解決することがあります