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犬を飼う

 

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昨日は「猫を飼う」という題名だったので、今日何の話をするか想像ついていた人もいるかもしれませんね笑

今日は「犬を飼う」ことについて私と一緒に学んでいただけたらと思います。

⇓猫を飼う⇓

https://blog.hatena.ne.jp/Amycole/petseekers.hatenablog.com/edit?entry=26006613618330990

 

 

室内飼育と屋外飼育

 以前は屋外での飼育が一般的であった犬も、時代がかわるとともに9割の飼い主が犬を室内で飼育している(室内・屋外半々を含む)というデータがあります。動物に対する常識は常に変化しています。飼い主として、動物を好きな者として、一つの考えに固執しないよう気をつけないといけませんね

 

犬の目線になって

 室内で飼う場合でも、屋外であっても、犬にとって快適な環境を用意することが大切です。猫を飼育するときと同じですね。ただし犬は猫よりも種による性質・体重・運動能力が大きく違ってきます。自分の愛犬の特徴にあった環境づくりを心がけましょう。

 

室内飼育の注意点

 動物病院には「電気コード」を齧って口をやけどした犬の来院は少なくないようです。犬はなんでも口に咥えたりするので、電気コードのほかに誤飲などにも気を付けなくてはなりません。電気コードは隠す、誤飲のある可能性のものは片づけるようにしましょう。また、犬が口にしてしまうと中毒になってしまう観葉植物もあるので置かないようにしてください。

 また犬に行ってほしくない場所(台所や子供部屋、来客用の部屋等)には、しつけをすることも必要ですが、柵を設置し物理的にいけないようにすることも大切です。

屋内で穏やかに過ごしてもらうためにも、散歩や運動で屋外に行き体力を発散させてやりましょう。

 

屋外飼育の注意点

 意外に知られていませんが、屋外から家族の姿が見える、声が聞こえる場所に飼育スペースを設けることが理想です。また、短い鎖で一日中動きを制限することは犬にとって多大なストレスになるので、体の大きさに合わせたスペースを確保して柵で囲み、その中を自由に行動できるほうが望ましいです。

 屋外飼育ではどうしても犬とのコミュニケーションをとる時間が少なくなってしまいがちですので、意識的に一緒に遊んだり散歩にいったり犬との絆を深めていきましょう。

 

快適な室内の環境

・空調が整えられている

➡犬にとって暑さは大敵です。犬の適温は25℃~26℃といわれています。犬だけで留守番させるときなどは特に室温の管理に注意してください。

 

・犬の居場所をつくる

➡犬が一人になりたいとき、落ち着きたいときに安心できる居場所を用意しましょう。サークルやケージを風通しと日当たりが良い場所に設置してあげましょう。人の出入りが多い場所は犬が落ち着けないので避けてあげてください。

 

・トイレは寝床と離した場所に

➡寝床の近くにトイレがあることを嫌がる犬は多いです。衛生面を考えても寝床から離れた場所に設置してあげましょう。

 

・水はいつでも飲めるように

➡猫ほど水にうるさくはありませんが、猫よりも水をよく飲みます。常に清潔な水を飲めるようにしてあげましょう。ボトル型のものより器に入れたほうが犬は飲みやすいです。

 

・フードやおやつは手の届かない場所に片づけておく

➡犬は食欲旺盛な生き物です。フードを見える場所に置いておいたら知らないうちに食べていたなんてことは珍しくありません。犬が悪いのではなく、飼い主の管理不十分ですので犬を叱らないようにしてください。

 

普段から是非やっておいてほしいこと

 猫と同じく普段から災害時に備えておいてください。避難所に同行避難する場合は犬はクレートに入れておくことが条件になっている場合があります。普段から目に入る場所にクレートをおいておく、クレートを休憩所や寝床として使いなれさせておくことが大切です。

 

 ※犬を迎え入れた初日

 犬はなるべく午前中に迎え入れ、夜が来るまでに少しでも環境になれる時間をとってあげましょう。そのほうが犬の負担はすくなくなります。

 初日は猫と同じく緊張しているので体調に気を使う程度で必要以上に構わないようにしましょう。1週間ほどは優しく見守り、環境に慣れてきてからスキンシップをとるようにするといいと思います。