迎え入れる犬を選ぶ
今日は犬の特徴を考えながら、自分のライフスタイルや希望にあった犬を迎え入れるために必要な知識を学んでいきましょう。
私たちの日常に寄り添ってくれる犬との暮らしは、さまざまな喜びと楽しさに満ちています。
・自分一人では運動をしないけど犬の散歩にいくことで外出する
・一緒に旅行やドライブに行く
・生活にメリハリができる
・犬と触れ合うときは優しい気持ちで幸せを感じる etc
家族の一員としての認識が定着してきた今だからこそ、犬を適正に飼うためには知識や時間、お金が必要になります。犬の性格や特徴などを把握し、ライフスタイルにあった犬を迎え入れましょう。
どんな犬を選ぶか
50Kgを超える超大型犬から2Kg前後の超小型犬まで、犬は猫に比べて大きさの幅が広い生き物です。大きければ大きいほど生活に必要なスペースやフードの量は上がっていきます。
犬種によっては性格や得意なことも異なります。犬は特に能力に特化させた選択交配を行ってきた歴史があるため、それぞれの特徴を把握する必要があります。
例えばボーダー・コリーやウェルシュ・コーギーなど人と働いてきた歴史をもつ使役犬は活発な個体が多く、相応の運動が必要になります。
一方でチワワやパグは人に愛されるために作出された愛玩犬です。使役犬ほどの運動は必要ありませんが、散歩によっていろいろな物事になれさせたりリフレッシュさせる必要はあります。
体の大きさ
大型犬
・犬を飼っているという充足感があります。
・比較的穏やかな性格の個体が多いとされています。
・広い生活スペースが必ず必要になります。
・介護になると一人では体を起こすことも一苦労です。
・小型犬に比べると力も強いので体力が必要です。
中型犬
・犬を飼っている充足感があります。
・犬種によって適度な運動が必要です。
・それなりの生活スペースが必要となります。
小型犬
・小さいため何処へでも一緒に出掛けられます。
・限られた生活スペースでも飼うことができます。
・小型犬は怖がりな子が多い場合があります。
多頭飼いをする場合
先住犬のトレーニングがしっかり終わってから、新たに犬を迎えいれましょう。年齢差は5歳前後までが理想といわれます。
ここでは性別と先住しているかによって決まる相性について見ていきましょう。
♂(先住犬)×♀の場合 (◎)
⇒オスがメスを可愛がるのでうまくいきやすいと言われています。
♀(先住犬)×♂の場合 (〇)
⇒成長したオスがメスの上に立とうとする場合がありますが、うまくいきやすいとされています。
♂(先住犬)×♂ (△)
⇒激しい順位争いがおこりやすい組み合わせです。
♀(先住犬)×♀ (△)
⇒オス同士ほどではないですが、順位争いが起きることがあります。
相性についてはケースバイケースのことが多いので、どうしても先住犬とうまくいかないときは生活スペースを分けられるように準備するなど、事前に相性が悪かった時のことも想定しておきましょう。