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第3回 犬のしつけ(トイレ・クレート編)

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さぁ今回は犬のトイレとクレートのトレーニングについて学びましょう。

犬を室内外する場合、トイレは必ず覚えてほしいことの1つです。トイレトレーニングがうまくいかないと、飼い主はストレスを感じてしまいますし、犬はなぜ飼い主が怒っているのかわからないという悪循環になります。

クレートについては「犬を飼う」の記事でお話したように災害時や病院受診時などクレートに入らなければならないときに、犬がストレスを感じることなく自然にクレートに入れるように普段からトレーニングをしておきましょう。

 

⇓犬を飼う⇓

 https://blog.hatena.ne.jp/Amycole/petseekers.hatenablog.com/edit?entry=26006613618973093

 

 

トイレトレーニングはいつから始める?

レーニングは犬を迎え入れたその日から始めましょう。仮に屋外飼育であったとしてもトレーニングはしておいたほうがいいです。犬が高齢期を迎え室内でお世話をするようになったときや、病気などの何らかの理由で室内に入れておく事情ができたときに役に立ちます。

 

準備するもの

・サークル

・ペットシート

トイレとなる場所にサークルを置き、中にペットシートを敷き詰めます。

 

レーニングの順序

①排泄しやすいタイミングでサークル内に誘導します。

※犬の排泄しやすいタイミングは、「起床時」「食後」「遊んだ後」です。排泄をする前の動作として床のニオイを嗅ぎながらウロウロし始めたら排泄をする合図です。

 ②扉をしめしばらく観察し、排泄を始めたら「ワンツー、ワンツー」など犬がわかりやすい掛け声をかけます。

 ③排泄が出来たら出来たことに対してすぐにほめてご褒美をあげます。

 ④扉を開けてサークルから出し、シーツはすぐに交換しておきます。

 

トイレのしつけは失敗させないこと、成功させるように誘導し褒めることが大事です。もし失敗しても決して叱ることはせず、粗相してしまったところをすぐに片づけ、次の機会に成功させてあげられるように排泄したタイミングを覚えておきましょう。

 

クレートトレーニングの順序

①おやつをクレートの奥に投げ入れ「ハウス」と声をかけ取りに行かせます。

②中に入ったらいきなり扉を閉めたりせず、入った状態で褒めてご褒美を上げます。

クレートに慣れる前に扉を閉めると、犬はクレートを「閉じ込められる嫌な場所」として覚えてしまいます

③中に入ることに慣れたら扉を閉め、ご褒美をあげてすぐに扉をあけます。少しずつ扉を閉めておく時間を延ばしていきましょう。

 

※狭い空間が苦手でおやつを投げても中に入らない子の場合、クレートの上部分を取り外した状態から練習していきましょう。上部分がない状態から中に入るよう誘導していき、それに慣れたら上部分を半分だけつけた状態⇒完全につけた状態⇒扉を閉めるというように少しずつ慣らしていきましょう。

 

犬のトレーニングは一朝一夕で出来るようになることはほとんどありません。何を覚えてもらうにしても根気がいる作業になります。犬にとっても飼い主にとってもトレーニングがストレスにならないよう褒めながら楽しんで教えてあげましょう。