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人気上昇中「柴犬」

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最近「柴犬」をよく見かける気がします。外出先で散歩をしているのを見かけるだけでなく、SNS上でも柴犬の可愛らしい動画や写真をよく見ますね。

 

実際にジャパンケネルクラブの「犬種別犬籍登録数」の調査では、2008年では9位だった柴犬が、2018年には5位まで浮上しています。人気が出てきていることがわかります。

今回はそんな柴犬について、正しい知識と理解を深めていきましょう。

 

柴犬ってどんな犬?

柴犬は1万5千年も昔から日本人のそばにいたとされる日本固有の犬種です。日本で最も小型の狩猟犬で、狩猟することを重視してきたため、他の犬とのコミュニケーションは洋犬と比べてあっさりしています。

・忠誠心、警戒心が強い

飼い主に忠実で警戒心が強く、番犬にピッタリと言われています。最近ではフレンドリーな個体も増えてきていますが、基本的に飼い主以外には馴れないと思っていたほうがいいかもしれません。

・警戒心がつよい一方で?

 見知らぬ人がテリトリーの近くをウロウロすると歯をむき出して威嚇することもある柴犬も、信頼のおける飼い主の前ではとても表情豊かに甘えたり全力で尻尾を振ったりします。そのギャップを楽しめるのは飼い主の特権ですね笑

・賢い柴犬

 利口で賢い子が柴犬には多いです。高圧的にしつけるのではなく上手く乗せてやるようにしつけを行えば理解は早く学習能力も高いので覚えさせることは可能です。ただし決して下手に出ないように気を付けましょう。

・でもフードでのしつけは難しいかも

ラブラドールやゴールデンなどと比べて普段食べているフードなどへの執着が低いことが多いです。ご褒美になるのは本当に好きなおやつか、飼い主さんと一緒に遊ぶことの方がモチベーションが上がりやすく、維持もしやすいです。

・神経質で繊細な一面も

 柴犬は環境や食事の変化が苦手とされています。警戒心が強いということは臆病であるということでもあります。

やむを得ず生活リズムやフードを変える際は、体調の変化に気をつけながらゆっくりと変えていったほうがいいでしょう。

 

細かいことが気になるし、人見知りなんです。

 

先入観を捨ててその子と向き合いましょう

 ここまでお話してきたことはあくまで「その傾向がある」というだけです。犬も人間と一緒で個体によって性格や気質は変わります。飼い主以外にもフレンドリーであったり、しつけに熱心に取り組める子もいるでしょう。

大切なのはその子にあった環境づくり、接し方、距離感を見定めることです。それが出来れば柴犬はとてもよい人生のパートナーになってくれることでしょう。