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犬のお手入れ

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今日は犬のお手入れについて勉強していきます。

犬を飼っていらっしゃる飼い主さん方なら共感してもらえる多いかと思いますが、犬(もちろん猫もですが)をブラッシングしている時間って飼い主にとっても心が落ち着く大事な時間なんですよね…(*´ω`*)

今日はお手入れということで、ブラッシングも含めた体の手入れの仕方を紹介していこうと思います。

 

 

主なお手入れ

①ブラッシング

ブラッシングは習慣化しておくことが大切です。被毛を美しく保つだけでなく、犬の状態を間近に観察できるので、皮膚に異常がないか、ノミやダニが寄生していないかをブラッシングの際に確認するようにしましょう。

犬は被毛の長さ、硬さ、密度が犬種によってかなり異なります。バーブラシ、コーム、スリッカーを犬種によって使い分けましょう。

スリッカーは力任せにガリガリやると皮膚に傷がつくので、毛を解くことを意識して力加減を調整しましょう。

※ダブルコートの犬種に関しては、余分な毛を取り除くため念入りなブラッシングが必要になります。

 

②シャンプー

月に1~2回を目安に行います。アレルギーなどがある場合は専用のシャンプーを使う必要があるため、獣医師に相談しましょう。シャンプーはしっかり洗い流し、洗った後も菌の繁殖を防ぐためしっかり乾かしましょう。

※シャンプーの際に肛門腺の分泌物を絞り出したりもしますが、知識や経験がないと難しいと思うので、病院やトリミングサロンに行った際に分泌物がたまっていないか確認してもらうといいでしょう。

 

③爪切り

毎日の散歩を適切な距離歩いていれば犬の爪は地面との摩擦で自然に擦り減っていきますが、室内飼いの場合は爪が伸びてしまいがちです。人間の爪とは違い犬の爪が伸びる時一緒に神経も伸びていくので、伸びすぎてしまった爪を切ろうとすると神経まで一緒に切ってしまい犬はとても痛い思いをします。(血も出ます)

白爪の場合は爪の中に血管が見えるのでその手前まで、黒爪の場合は白爪より難しいですが爪の断面に艶が出始めるところまで切るようにします。

爪切りを嫌がる犬は多いので、犬が小さいときから手に触る、握るなどして慣らしておきましょう。手に触られることに嫌な思い出を作らないことが大切です。

※狼爪の切り忘れに注意しましょう。

 

④歯磨き

 爪切りと同じで小さいころから口の周りを触ったりして慣らしておきましょう。犬が嫌がらなければ歯磨きには何を使っても構いませんが、嫌がるようなら指にガーゼを巻いて歯を優しくこするだけでも効果があります。

※以外に知られていませんが「歯」は動物の健康に直結します。犬は唾液の成分が人と違うため、人間よりも歯垢や歯石がたまりやすいです。歯石がたまって歯磨きでは取れない場合は動物病院に相談しましょう。

 

⑤耳掃除

耳はとてもデリケートな部分なので汚れていたからといって乱暴に掃除するのはやめましょう。歯の時と同じく指に巻いたガーゼを湿らせて優しくふき取るようにしてください。耳が赤くなっている、嫌なにおいがするなどの症状がみられるときは動物病院に相談しましょう。

 

日々のお手入れは犬との大事なコミュニケーションの一環でもあります。愛犬のためにも時間をみつけてお手入れの習慣化を目指しましょう。