ゼロから始める動物理解

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猫が飼い主に見せるボディランゲージ

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猫の魅力はペットとしての無防備な部分と、猫本来の野生的な部分が入り混じっているところですね。

 

飼い猫のとる面白い行動は何年一緒にいても飽きさせてくれません。

 

今日は、猫が飼い主に見せる可愛くて面白い行動の数々を、その意味を含めて一つずつ見ていきましょう。

 

 

足にスリスリ

詳しい意味は分からなくとも信頼してくれている、安心しているというのはわかりますね。

猫のこの行為は親愛のしるしです。仲のいい猫同士でも見られる行動で、互いのニオイを交換すると猫は安心できるようです。頭突きのように頭を押し付ける猫もいます。挨拶として行ったり、食事の要求をするときなどにもみられる行動です。

 

箱などに入る

野生の猫は木の洞などを寝床や隠れ場所として使っていました。

その習性から現代の猫も潜り込める場所があると入りたがります。自分の体がぴったり入るくらいの狭さが好みのようですが、「それどうやって出てくるの…?」というところにも入っていったりするので注意も必要です。

 

毛布などを前足でふみふみ

子猫が母猫のお乳を飲むとき、本能的に前足でもむ動作をします。そうすることで乳の出がよくなるからです。その名残からか、暖かくて暖かいものに触れると前足でもむしぐさをします。いわば赤ちゃん返りのしぐさで、毛布などを吸う猫もいます。

乳離れが早かった猫に多いともいわれています。

 

撫ででいたら突然噛みついてくる

今まで気持ちよさそうに撫でられていら猫が、突然攻撃に転じることがあります。これは「愛撫誘発性攻撃」と呼ばれる行為です。撫でられて気分がよかったのは最初だけで、猫のしぐさの変化(尻尾を振り始める、耳が横を向くなど)に気付かずにいると、触られることへの限界がきて攻撃してくることがあります。

些細な変化を見逃さないようにしましょう。

 

トイレを出た後に猛ダッシュ

排泄した後に興奮して家中を駆け回る猫は多いとされており、通称「トイレ・ハイ」(嘘みたいな名前ですね笑)などと呼ばれています。

この行為の理由は定かにはなっていませんが、「排泄という行動が本能を刺激し野生的な気分が呼び起こされる」「野生では排泄時には無防備となり緊張するため、それが解けたときに興奮が爆発する」など諸説あります。

 

 他にも猫ならではの面白い行動はたくさんあります。さらに猫によっても個性が出てきます。ぜひ我が家の猫のおもしろ可愛い行動を探してみてください。

猫の鳴き声からみるコミュニケーション

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「猫の鳴き声からみる」と書きましたが猫は本来あまり鳴かない動物です。

 

群れではなく単独で生活して猫にとって鳴き声をあげることは獲物や外敵に自分の居場所を知らせてしまうことになってしまうため、音によるコミュニケーションは頻繁には行ってきませんでした。

 

鳴き声を発するのは、猫同士の争いや敵に対する威嚇、性的交渉、母猫と子猫のあいだでの関係に限られています。

 

猫の鳴き声の種類は研究者の間でも一致していませんが、一般的に聞くことがある基本的な鳴き声はおおよそ次の鳴き声になります。

 

①普段聞く「ニャー、ニャーオ」

②高く鋭い金切り声

③唸り声

④フーッという音

⑤シュッという音

 

この鳴き声、それぞれのもつ意味の解明についての研究は遅れていますが、鳴き声と同時に見られる猫の表情や姿勢などを一緒に見ていくことで、明らかになっていくことでしょう。

 

「猫はあまり鳴かない」と紹介しましたが、最近の飼い猫は

人に近づくとき、食事を要求するときに頻繁に鳴く子が多くなっています。

 

これは体は成熟しているが幼少期の性質を残す「ネオテニー(幼態成熟)」が関係しているといわれています。

幼少期の性質…つまり子猫の時の気分のままということで、ご飯をくれる飼い主を母猫のような存在とみて甘えているのでしょう。

 

ゴロゴロ…ゴロゴロ…

猫とスキンシップをしていると時折猫の喉のあたりからこの音が聞こえてくることがありますね。

小型の猫はのどを鳴らしますが、大型のトラやライオンは喉を鳴らすのは得意ではありません。どうやって音を出しているのか…いまだにその機能も鳴らす理由も完全には解明されていません。

 

飼い主とのスキンシップや親しい同居猫との接触などのリラックス状態で見られ、「喜び」のシグナルであると思われています。

 

※しかし一方で、疾患を抱えたり、激しい痛みを感じていると思われる猫が鳴らすこともありますので、普段と違う様子でないかはスキンシップの時に確認するようにしましょう。

犬の散歩・運動

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「散歩」と「運動」って分けて考える必要があるの?運動させていれば散歩には行かなくてよいのでは?

 

そう考えてしまう人もいらっしゃるかもしれません。

 

犬にとっての「運動」と「散歩」は分けて考える必要があるでしょう。今日はその2つの違いについて勉強していきましょう。

 

 

散歩に出かける

犬にとっての「散歩」はとても重要な意味を持ちます。散歩でお外に出る時は普段家の中では経験できない出来事と触れ合い、様々な刺激を受けられることから脳の活性化にもなりますし、これらの刺激に慣れていくことが犬が人間社会で上手に生きていくための社会化に繋がります。

 

家の中にいては嗅げない臭いを感じる

他の犬とすれ違う

マーキングに勤しむ

出会った人と仲良くなる

日光を浴びる

etc…

 

散歩に行く時間帯や長さは犬種・季節・犬の体調によって調整しましょう。散歩コースは変えても同じでも構いません。犬が楽しめるコースを見つけるといいでしょう。

 

仔犬のときは”抱っこ散歩”

まだワクチンを接種していない子犬のうちは感染症を防ぐため地面を歩かせたり他の動物に接触するのを避ける必要がありますが、仔犬の社会化期は他の刺激や物事を受け入れやすい時期でもあります。他の犬や人、自動車や電車の音、横を通る自転車など様々な刺激を感じさせておくことで社会化が進みやすくなります。

外を歩かせることはできなくても、リードをつけて抱っこした状態で散歩に出かけましょう。

 

⇓散歩はマナーを守って行いましょう⇓

petseekers.hatenablog.com

 

運動をしよう

活発で運動量が豊富な犬は、散歩以外でも遊んで運動をさせてあげることが必要になってきます。

遊びや運動は犬の本能を刺激してやるとよいでしょう。

動くものを追いかけたり

おもちゃの引っ張り合いをしたり振り回したり

何かをかじったり…

遊びや運動に対する欲求や集中力は犬によって異なります。いろいろな運動や遊びを試して愛犬にあったものを探しましょう。

 

頭の運動?

中にご褒美となるおやつなどを入れることができる知育玩具は頭の運動になります。犬をケージの中に入れておく必要があるときや、留守番をさせる必要があるときのいい暇つぶしとなるので、用意しておくといいでしょう。

 

普段は運動なんてしない…という人でも犬を飼ったことで毎日散歩にいくようになった、なんて人も多いと思います。

 

適度な運動は飼い主にとっても犬にとっても心身のリフレッシュとなり毎日の生活にいい刺激をもたらしてくれますね。

犬のお手入れ

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今日は犬のお手入れについて勉強していきます。

犬を飼っていらっしゃる飼い主さん方なら共感してもらえる多いかと思いますが、犬(もちろん猫もですが)をブラッシングしている時間って飼い主にとっても心が落ち着く大事な時間なんですよね…(*´ω`*)

今日はお手入れということで、ブラッシングも含めた体の手入れの仕方を紹介していこうと思います。

 

 

主なお手入れ

①ブラッシング

ブラッシングは習慣化しておくことが大切です。被毛を美しく保つだけでなく、犬の状態を間近に観察できるので、皮膚に異常がないか、ノミやダニが寄生していないかをブラッシングの際に確認するようにしましょう。

犬は被毛の長さ、硬さ、密度が犬種によってかなり異なります。バーブラシ、コーム、スリッカーを犬種によって使い分けましょう。

スリッカーは力任せにガリガリやると皮膚に傷がつくので、毛を解くことを意識して力加減を調整しましょう。

※ダブルコートの犬種に関しては、余分な毛を取り除くため念入りなブラッシングが必要になります。

 

②シャンプー

月に1~2回を目安に行います。アレルギーなどがある場合は専用のシャンプーを使う必要があるため、獣医師に相談しましょう。シャンプーはしっかり洗い流し、洗った後も菌の繁殖を防ぐためしっかり乾かしましょう。

※シャンプーの際に肛門腺の分泌物を絞り出したりもしますが、知識や経験がないと難しいと思うので、病院やトリミングサロンに行った際に分泌物がたまっていないか確認してもらうといいでしょう。

 

③爪切り

毎日の散歩を適切な距離歩いていれば犬の爪は地面との摩擦で自然に擦り減っていきますが、室内飼いの場合は爪が伸びてしまいがちです。人間の爪とは違い犬の爪が伸びる時一緒に神経も伸びていくので、伸びすぎてしまった爪を切ろうとすると神経まで一緒に切ってしまい犬はとても痛い思いをします。(血も出ます)

白爪の場合は爪の中に血管が見えるのでその手前まで、黒爪の場合は白爪より難しいですが爪の断面に艶が出始めるところまで切るようにします。

爪切りを嫌がる犬は多いので、犬が小さいときから手に触る、握るなどして慣らしておきましょう。手に触られることに嫌な思い出を作らないことが大切です。

※狼爪の切り忘れに注意しましょう。

 

④歯磨き

 爪切りと同じで小さいころから口の周りを触ったりして慣らしておきましょう。犬が嫌がらなければ歯磨きには何を使っても構いませんが、嫌がるようなら指にガーゼを巻いて歯を優しくこするだけでも効果があります。

※以外に知られていませんが「歯」は動物の健康に直結します。犬は唾液の成分が人と違うため、人間よりも歯垢や歯石がたまりやすいです。歯石がたまって歯磨きでは取れない場合は動物病院に相談しましょう。

 

⑤耳掃除

耳はとてもデリケートな部分なので汚れていたからといって乱暴に掃除するのはやめましょう。歯の時と同じく指に巻いたガーゼを湿らせて優しくふき取るようにしてください。耳が赤くなっている、嫌なにおいがするなどの症状がみられるときは動物病院に相談しましょう。

 

日々のお手入れは犬との大事なコミュニケーションの一環でもあります。愛犬のためにも時間をみつけてお手入れの習慣化を目指しましょう。

 

ブログを始めて1月経ちました

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早いもので私がブログを始めてから1ヵ月が経ちました。毎日更新をやってきたので数えてはいませんがこれで30記事書いたことになります。

1日1記事という大変さに苦い顔をしながら、「今日は何について書こうかな」と毎日頭を悩ませながらこの1ヵ月は過ごしていましたね(笑)

今日はこの1ヵ月を振り返りつつ、ブログを始めたきっかけなんかについて、自分の記録用として書いていこうかと思います。

 

 

ブログを始めたきっかけ

 動物について勉強しようと思った自分は仕事をやめて学校に通いだしました…。今の時代、転職することや仕事をやめて新しいことを学び始めることも、決して珍しいことではないのだと思います。ですがいろいろな事情が人それぞれあることでしょうし、動物について学びたい・知りたいけれど現状を変えるのが難しいという方もいらっしゃると思います。

 そんな方々に少しでも役に立てることはないか、自分が学んだことをアウトプットして伝える場所がないかと考えた時、ブログを始めることを思いつきました。

 

ブログを書いてわかったこと

 圧倒的に知識も書く技術も足りない(笑)

「動物のあれについて書こうかな?」と思ったことをメモしていますが、いざ書き始めると伝えたいことが書けない、内容がとっ散らかっている…。普段何気なく見ていたよそ様のブログがいかに考えてあり、読み手に伝わりやすく書いてあるのかに思い知りました。

精進していきます。

 

なぜ人生の再出発を動物について学ぶことにしたのか?

 このブログに足を運んでくださっている方は、みんな動物のこと(動物という大きな括りではなくとも一緒に生活しているコンパニオンアニマルのこと)が好きなのだと思います。

 私も動物が好きです。一緒に生活をともにしてきた子たちはもっと好きです。別れとなる最後の日には「うちに来てよかった」と感じてほしい。

動物の一生に対し責任を持ち、共に暮らす日々に悔いを残したくない

そんな思いが一緒に生活する中で日に日に強くなっていきました。そのために自分が何ができるのかを考えたとき、動物について一から学ぼうと思ったのです。

 

これから

ブログは続けていこうと思います。学ぶことはまだまだたくさんありますからね。自分のためにも、読んでくださっている皆さんのためにも有意義な時間となることを信じています。

そのためにも筆ははやくなりたいですね(笑)

猫の一生を見守る

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猫のライフサイクルを学んでいきます。

人間は寿命が長いので、人の一生に付き添って最後まで見ることはできません。しかしペットは違います。ペットを迎え入れてからその子の最後の日を迎えるまで、飼い主は責任をもって飼育する覚悟が必要です。今日は猫の年齢について見ていきながら、猫が「その一生をどう過ごしていくか」について勉強しましょう。

 

 

猫の成長過程

①新生子期(生後30日くらいまで)

 生まれたばかりのころは母猫が排泄から授乳、子猫のすべての世話を行います。1週~10日で目と耳が開き、20日もすると歩けるようになってきます。2~3週齢から「社会化期」が始まり、母猫や兄弟姉妹との関係が深まり、4週齢あたりからは猫たちとじゃれあうことで猫同士の接し方から遊び方までを学んでいきます。

②幼年期(生後30~90日くらいまで)

 活発に動き回り、自力で排泄が出来るようになります。乳歯が生えそろい離乳の時期になります。野生の世界では母猫が子猫たちから離れている時間が増え、捕まえた獲物を巣に持ち帰るようになります。離乳を終えた子猫たちは母猫について回り狩りの仕方を学びます。

③少年期(生後90日~6か月くらいまで)

 兄弟姉妹同士や、飼い猫であれば人との関わりに慣れていく時期です。この期間で外界からの様々な刺激に触れさせ経験させておくことで、社会性が豊かに育ちます。90日頃からは爪とぎも自分で行うようになるので、家具などで研いでしまうことを防ぐように事前に爪とぎ器を用意しておきましょう。

④青年期(生後6か月~1年くらいまで)

 生後6か月頃から母猫が子猫の自立を促します。猫たちは性成熟を迎える時期であり、繁殖行動ができるようにもなります。雄はなわばりを主張する尿スプレーを始めたり、雌は初めての繁殖期が訪れます。

※性に関する行動は不妊手術をすることで抑制することができます。

 詳しくは下記の記事を参照してください。

 

petseekers.hatenablog.com

 

⑤成年期(生後1年~10年くらいまで)

 個性がはっきりあらわれてきて、自己主張が激しくなってきます。体の調子も安定し、猫として猫らしく穏やかに暮らせる時期になります。

⑥高齢期(生後10年以上から)

 動きが遅くなり、寝ている時間が徐々に増えてきます。脳の機能が低下していき、怒りっぽくなったり威嚇することが増えたりすることがでてきます。飼育下では排泄の失敗が出てきたりする時期になります。

 

猫の寿命

このブログでは度々触れてきましたが、飼い猫の寿命は昔と比べどんどん伸びています。ギネス世界記録ではなんと38歳の猫が登録されていますし、20歳を超える長寿猫も増えています。それだけ寿命が延びたことを理解して、20年後まで責任を持てるのか、きちんと考えたうえで猫を迎える必要があります。

 

ウサギを飼ってみる

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昔は「住宅事情で犬が飼えないからウサギを飼う」という人が多かったと聞いています。しかし今では「ウサギが飼いたいからウサギを飼う」へと変わってきています。

今日はウサギの性格と併せてウサギとの付き合い方を勉強していきましょう。

 

 

感情豊かなウサギ

ウサギは犬や猫のように尻尾を振ったり鳴いたりして人に伝わるようなアピールを行わず、相手が信用できるとわかるまではじっとして様子をうかがう用心深い動物です。このことから「ウサギは感情表現をしない、おとなしい動物」と以前は思われていました。たしかにウサギには声帯がないため鳴いたりしませんが、小さく鼻をならして意思を示したり、全身を使って喜びや怒りを表したりと実は感情豊かな動物なのです。

ウサギを飼っている人の話を聞くと、「うさぎってこんなに活発だと思わなかった」という話を聞くことがあります。

 

十兎十色の性格

ウサギの基本的な性格は「臆病で警戒心が強い」です。これは自然界では下位の被捕食者で生きてきたためですね。この基本的な性格にの上に、様々な要素が関与してウサギの性格が形成されます。

「縄張り意識が強い性格」「飼い主よりも優位にいたい性格」「マイペースで初対面でも愛想のいい性格」「内気な性格」「神経質な性格」「大胆で警戒心がない性格」「甘えん坊な性格」、10匹いれば10匹それぞれ違った性格があるという点では犬や猫と変わりません。

 

信頼関係の築き方

・怖い思いをさせない

初対面のウサギにはいきなり触ったりせず優しく声をかけましょう。最初に怖い思いをさせてしまうと、忘れにくい嫌な記憶になってしまいます。最初のうちは無理に触ろうとせず、ウサギの方から近づいてきてくれるのを待ちましょう。近づいてきたら手から好物を与えて、人間の近くにいると良い事がおこる、楽しいということを理解してもらうといいでしょう。

・リラックスして接する

ウサギは人の緊張した態度に敏感に反応し、同じく緊張し恐怖を感じます。思いが伝わらずやきもきしたりしますが、それでも一度深呼吸してリラックスして気持ちを落ち着かせて接するようにしましょう。大らかに穏やかにを意識して根気強く接していきましょう。時間はかかるかもしれませんが、良い関係を作る秘訣ですのであきらめずに頑張りましょう。

 

ウサギのしつけ

ウサギのしつけは犬のように行えるかは正直未知数です。ですがウサギも学習能力があるので、あるていどのしつけが可能であると言われています。

①トイレのしつけ

まず糞についてはいつでもどこでも排泄するためしつけを覚えさせるのは難しいでしょう。(中には覚える子もいますし、何もしつけしていなくても尿と同じ場所で一緒に排泄したりする子もいるようです。)

尿については「決まった場所に排泄する」という特徴を利用してしつけることができます。排泄してほしい場所以外の尿はすぐにふき取り、排泄してほしい場所にふき取ったティッシュを置き誘導します。それ以外の場所に尿のニオイを残さないことが大切です。

②だっこのしつけ

ウサギは動けない状態で固定されることを嫌がる動物です。なのでだっこは嫌がる子が多いです。しかし爪切りや健康チェックなどだっこが必要な場面は多いので、少しづつ練習していきましょう。だっこして少しでも嫌がったら離してあげましょう、嫌な思いをさせないことが大事です。

 

最後に

人とウサギの関係は、最初は食用としての関係から長い歴史を経て家族としての関係に変わってきました。ウサギと人の距離はぐっと縮まり、新たな段階にステップアップしたといえると思います。